A
以前使用していた歯ブラシは、ミュータンス菌に感染していますので、3DS後に新しい歯ブラシに変えてください。
3DS直後は、一時的にバイオフィルム(歯垢)フリーとなります。
歯面に再びミュータンス菌が定着し、優勢にさせないように糖分の摂取は控えてください。
特に、3DSを行った夜は糖分は控えましょう。
QPMTCと3DSの違いは?
A
PMTCは歯面上からバイオフイルム(歯垢)を除去し歯面を歯垢が付きにくい状態、歯質を強化することを目的にしています。
3DSは、歯垢中の虫歯菌であるミュータンス菌を除菌する事を目的としています。
3DSの前にPMTCを行いますので、より予防効果の高い予防方法と理解してください。
Q3DSによるMS菌除菌効果はどのくらい持ちますか?
A
詰め物の多さ、唾液の症状、食生活の違いなど個人差はありますが、3DSの持続効果は2ヶ月〜1年間です。
QPMTC+3DSで完全に虫歯の予防が出来ますか?
A
徹底した除菌を行っても従来の口腔環境を変えなければ、一年以内にMS菌の再定着が起こると報告されています。
ですから、家庭でのケアと歯科医院での定期的な予防処置PMTC、3DSが大切になります。
Q3DSは誰でも効果が得られるのでしょうか?
A
まれに、歯の修復物が多い方に除菌効果が得られないことがありますが、これは歯にあっていない修復物があり歯垢が停滞することが原因なので適合の悪い修復物を直すことにより改善されます。
また、3DSを通常より長く15分間行うことにより改善されます。
Q虫歯菌(ミュータンス菌)はどのようにして検査するのですか?
A
唾液検査によって虫歯菌の数を判定します。
3DSの術前、術後に検査を行い除菌効果を判定します。
Q誰でも3DSは受けられますか?
A
まれに薬剤にアレルギー反応を起こすことがあります。
薬物に対して過敏な患者さん(小さなお子様、妊娠中の女性の方)は実施しないほうが無難と考えています。
詳しくは担当歯科医師、歯科衛生士に確認してください。