院内ブログBlog

2025.07.10
唾液の働き 2025.07.10

お知らせ


【セレブに人気のセラミック治療】

皆様こんにちは。

コンシェルジュの早川です。

本日は唾液の働きについてです。

唾液の成分は、99.5%を水分が占めており、水として細菌や食物を洗い流したり、食べやすくしたり、粘膜を濡らして傷をつけにくくする作用などがあります。

また、唾液を飲み込むことによって口の中を洗い流す作用があります。嚥下をすることできれいな唾液が新たに分泌され、汚れた唾液は食道に流れていきます。人は1分間に2回ほど唾液を飲み込んでいるので、1日では相当数の洗浄が行われていることになります。

さらに、美味しいお食事が出来るのも唾液の働きがあってこそです。舌には味蕾という器官があり、ここで味を感じます。しかし、味蕾に食べ物が触れただけでは味を感じることは無く、味物質が唾液に溶けて初めて味蕾に運ばれ味を感じるようになっています。これらが唾液の水としての働きです。

このように様々な働きをしている唾液ですが、唾液が減るとどういう事がおきるでしょうか?

①自浄作用が低下する。

唾液の作用が欠けることで、う蝕、歯周病、味覚異常、ドライマウスがおき、細菌が増殖し全身に影響を及ぼすこともあります。

②QOLが低下する。

【QOLとは、(Quality of Life)「生活の質」を意味し、お口の健康状態が、食事、会話、見た目の自信、全身の健康、さらには精神的な幸福感といった、患者様の生活全体の質に大きく影響することを指します】

舌がヒリヒリするなどの不快感に加え、味がわかりにくくなるため、食べる楽しみが激減し、飲み込みや会話などの日常生活に大きく影響します。

そのため、唾液が必要量あることはとても重要なことです。

唾液の減少は、加齢、病気、生活習慣、薬の副作用など、様々な原因によって引き起こされます。

唾液の量を増やすための唾液腺マッサージや舌の運動を実践してみてください!😊✨🦷